春の庭

一年の中で庵の庭がいちばん華やぐ季節は、やはり春です。
厳しい冬の寒さから解き放たれたように一斉に咲き競います。
なかでも桜は圧巻です。
いっせいに咲いたかと思うとみごとな散り際を見せます。
木蓮や花ミズキも心を和ませてくれます。

いつしか5月になって、
薔薇が咲き、紫陽花が夏の訪れを告げてくれます。

サツキ     ニゲラ    小判草  
クレマチス_新  シラー_2   都忘れ  トリトニア  ムシトリナデシコ   シラン   
ジャスミン   ヒメフロ    芍薬   クレマチス   イキシア   鈴蘭   オダマキ 
フクシア    丁子草    姫ウツギ    西洋十二単衣    石楠花    ボロニア  
ツツジ   エビネ    牡丹_1   牡丹_2    いかり草   山吹   チューリップ  
モッコウバラ  ライラック   シラー  花ミズキ     ブルーベリー   アルメリア  
アブチロン    鯛釣り草    大判草    君子蘭    アイリス   ボケ   スグリ 
ドウダンツツジ   イベリス   タラの芽    紫木蓮    白木蓮    忘れな草   
花ニラ   雪柳      スノーフレーク    レンギョウ   桜草   ラッパ水仙  
クリスマスローズ   花ズオウ    花ダイコン    アケビ   沈丁花   クロッカス 


 一部 緑枠 の写真をクリックすると表情が変わります。


サツキ  春のトリを見事に飾ってくれる 皐月(サツキ)

  旧暦の皐月(5月)に咲くことから付けられた名で、
  正式には「皐月躑躅(さつきつつじ)」を省略したもの
  だそうで、ツツジの一種です。
  
   画像をクリックすると、花の拡大画像が見られます。   

        【ツツジ科 ツツジ属】    (5月30日撮影)




皐月_1  朱色の皐月(サツキ)

  山ツツジの色に似てますが、
  葉の色・厚さはやっぱり、サツキです!
   ツツジ から一ッ月程遅れてさきます。

  画像をクリックすると、他のサツキが見られます。 ⇒

        【ツツジ科 ツツジ属】    (5月30日撮影)


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ニゲラ  怪獣の名前のような ニゲラ

  細い針状の葉を茂らせ、しっかりした花びらで
  少し変わった形の花をしています。
  種が黒い事から「黒種草(クロタネソウ)」とも呼ばれ、
  そのファンシーな姿から英名で
  「ラブインアミスト(霧の中の恋人)」と呼ばれるそうです。
  
  種子は良い香りですが、毒性(アルカロイド)があり要注意!

      【キンポウゲ科 クロタネソウ属】  (5月25日撮影)




小判草  金色(茶色?)に輝く 小判草

  細い柄につり下がった穂だけを見せられると、昆虫の卵か
  何かと間違えそうですね。
  帰化植物ですが、観賞用に植えられたりドライフラワーの
  素材にされたりします。

  画像をクリックすると、拡大画像が見られます。 ⇒

        【イネ科 コバンソウ属】  (5月25日撮影)


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クレマチス・ビエネッタ  咲き方が面白い クレマチス・ビエネッタ

  外側の白い花弁と、中心部の密集した紫色の花弁が
  魅力的です。
  外側の白の花弁が先に落ちて、紫色の花弁がボール状
  で数週間咲いています。

   画像をクリックすると、花の変化がみられます。

    【キンポウゲ科 クレマチス属】  (5月22日撮影)



シラー・ベルビアナ  小宇宙のような シラー・ベルビアナ

  シラーには二種類のタイプがあり、
  ベルビアナは根元から伸びる太い茎に、
  多数の紫色の杯(さかずき)状の花を上向きに付けます。
  別のタイプは、釣り鐘型の花を下向きに付ける
   シラー・ヌタンス  などがそうです。

        【ユリ科 シラー属】   (5月14日撮影)


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都忘れ  夕顔のツルに絡まれる 都忘れ

  名前の由来は、承久の乱で佐渡に流された順徳天皇が
  この花を見ると都への思いを忘れられる という
  話からきているそうです。

  花言葉は「別れ」や「しばしの憩い」です。

       【キク科 ミヤマヨメナ属】  (5月13日撮影)



トリトニア  茎の上部に集団で花を咲かせる トリトニア

  ギリシャ神話の海の女神、トリトンからつけられた
  名前だそうです。
  花色は橙色が一般的ですが、黄、白、ピンクなどの花も
  あるようです。



       【アヤメ科 トリトニア属】   (5月13日撮影)



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ムシトリナデシコ  庭の蚊も捕って欲しい ムシトリナデシコ

  茎上部の葉の下に粘液を分泌する部分が帯状にあり、
  ここに虫が付着して捕らえられることがあるそうです。
  でも、捕獲された昆虫を消化吸収することはなく、
  食虫植物ではないみたい。

      【ナデシコ科 マンテマ属】   (5月13日撮影)




シラン  この花の名前? シラン(紫蘭)!

  紫色の蘭であることから、この名になったようですが、
  白のシランもあるようです。

  花言葉は 「あなたを忘れない」、だって・・・
  言われてみたいよネ!

        【ラン科 シラン属】    (5月13日撮影)


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ジャスミン  庵の庭が ジャスミン の香りでいっぱい!

  花は芳香が強く、中国で飲んだジャスミンティーの香りに
  間違いないですネ!
  中国では早朝に花を摘んで乾かし、お茶に混ぜて飲んで
  いるそうなので、一度試してみようかな?

  画像をクリックすると、拡大されます。

        【モクセイ 科ソケイ属】    (5月13日撮影)



ヒメフロウ  希少品種の ヒメフロウ(姫風露)

  本来のヒメフロウは岐阜の伊吹山や四国の剣山に咲く
  絶滅危惧種だそうですが、
  これは園芸種のヒメフロウです。

  冬には、枯れたようにもなっていて存在も忘れている
  のですが春になると知らない間にひっそり咲いています。

      【ヒメフロウ科 ヒメフロウ属】  (5月13日撮影)


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芍薬  牡丹の咲き終りを待つようにして咲く シャクヤク(芍薬)

  「立てば芍薬」とは枝分かれせずにまっすぐに立つ芍薬に対し、
  「座れば牡丹」は枝分かれして横張りの樹形になる牡丹を
  例えているようです。
  あなたは、芍薬・牡丹 どっちが好みかな?
  
  ヨーロッパでは5月の母の日には芍薬を贈るようですヨ。


        【ボタン科 ボタン属】    (5月18日撮影)



クレマチス  庵の庭の垣根を華麗に彩る クレマチス

  クレマチスはつる性植物の女王と呼ばれるそうです。
  仕立て方もいろいろあるようですが、庵の庭ではテトリス
  に3種類の色を這わせて咲かせています。

  行灯作りもいいですネ!

       【キンポゲ科 センニンソウ属】  (5月10日撮影)


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イキシア  きれいで清楚な花が咲く イキシア

  古いギリシャ語の「鳥もち」の意味から付けられたそうで、
  茎や葉を傷つけるとネバネバした液が出てきます。

  夜間は閉じていて、朝になると花が開きます。

        【アヤメ科 イキシア属】    (5月10日撮影)




鈴蘭  北海道を代表する花 鈴蘭

  花屋さんや園芸店で売られている鈴蘭は、ほとんどが
  ドイツスズランだそうです。 この鈴蘭もそうでしょう・・・

  鈴蘭は有毒で、牛や馬に食べられずに残るため、
  牧草地に群生していたりするようです。

        【ユリ科 スズラン属】    (5月8日撮影)


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オダマキ  静や静、静の オダマキ ・・・

  オダマキ(苧環)という和名は、花の形が麻などの繊維
  からとった糸(苧)を巻く糸巻きに似るのでつけられた
  ようです。
  でも、今どき苧環なんて見たことないですヨ~(笑)

  紫のは正式には深山(ミヤマオ)ダマキといいますが、
  ⇐ クリックするとオオヤマオダマキが観れます。

       【キンポウゲ科 オダマキ属】   (5月8日撮影)



フクシア  紫の袴(はかま)を着けた雛人形? フクシア

  茎がしだれて花が下向きに咲くものが多いので、
  吊り鉢に植えて高い所に飾るともっと趣がでるかも・・・

  英名は「レディーのイヤリング」と呼ばれていようですが、
  見方を変えるといろいろと想像できる面白い花ですネ!

        【アカバナ科 フクシア属】    (5月8日撮影)


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丁子草  雨に濡れて咲く 丁子草(チョウジソウ)

  横から見た花の姿が”丁”の字の形に見えることから
  「丁字草」という名が付いたようです。
  別の説もあるようですが・・・

  透明感のある淡い青紫色がなんとも爽やかで良いですね

     【キョウチクトウ科 チョウジソウ属】 (5月8日撮影)



姫ウツギ  卯の花の匂う垣根に~ ♪  姫ウツギ

  別名ウノハナとして、「夏は来ぬ」に唄われる花ですネ
  茎が中空なので空木(うつぎ)と呼ばれます。

  日本人には古くから馴染みの深い植物で、万葉集にも
  良く出てくる花です。

       クイックして、花の拡大画像を見て下さい ⇒

        【ユキノシタ科 ウツギ属】 (5月7日撮影)


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十二単衣  花が階層になって咲く 西洋十二単衣

  平安時代の宮中の女官の正装である”十二単”に
  見立てた和名です。
  もともとは、ヨーロッパ原産のもので「アジュガ」という
  名前の花ですネ。

  野生種で白や薄紫のものを、一般に「十二単衣」と云う
  ようです。

        【シソ科 キランソウ属】    (5月7日撮影)



石楠花  庵の庭に咲く幽玄な花 石楠花(シャクナゲ)

  石楠花は深山に咲く幽玄な花と云われていますが、
  いまでは普通に見られる春の代表的な花です。
  でも、葉にケイレン毒をもつ有毒植物だそうです。

  手入れの後は、よく手を洗ったほうがいいですネ!

   【ツツジ科 ツツジ属 シャクナゲ亜属】(5月6日撮影)


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ボロニア  ショッキングピンクのベル飾り ボロニア

  釣鐘状で星型の小花を、株一杯につけるので見栄えがします。
  花付きがとてもよいことと、香りも楽しめることから
  最近とても人気のある花のようです。
  花の外側が焦げ茶色で内側が黄色の種類もあるようですネ。

  画像をクリックして、素敵な花を拡大して見て下さい。


            【ミカン科 ボロニア属】  (5月6日撮影)



ツツジ  訪問者を優しく出迎える 白のツツジ

  昔、挿し木で付けた白のツツジが今では
  庭の入口で堂々と咲き誇ります。
  満開の時期期には、庵の庭の主役にもなります。

  木陰の小人の置物がちょっと不気味かな?

      【ツツジ科 ツツジ属】  (5月4日撮影)


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エビネ  木陰に咲く エビネ2種

  園芸店では、品種改良されたいろんな種類が
  観賞用の鉢花として売られています。
  庵の庭の木陰では、地植えの2種のエビネが
  年々、株を増やしひっそりと咲いています。

  画像をクイックすると、黄エビネも見れますヨ!

       【ラン科 エビネ属】  (5月3日撮影)




牡丹  立てば芍薬(シャクヤク)座れば 牡丹 ・・・

  今年も、4種類の牡丹が見事に咲きました。
  でも、画像にない濃い紫色の牡丹は一輪でした。
  一番日当たりの悪い場所だからかナ~?
  
  画像をクリックすると、ピンクの牡丹が見れます。
  

       【ボタン科 ボタン属】  (5月3日撮影)


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牡丹  牡丹(紅白)

  右上の画像の一番奥の深紅の牡丹です。
  何年か前に、深紅の牡丹が枯れてしまったので
  今年、購入して紅白を揃えました。

  画像をクリックすると、純白の牡丹が現れますヨ!

        【ボタン科 ボタン属】  (5月2日撮影)



いかり草  何とも言えない花の形 いかり草

  花の形が船の錨(いかり)に似ていることから名が
  付いたようです。
  漢字では別名、三枝九葉草(さんしくようそう)ともいい、
  花は強壮剤として酒に入れて飲用もできるようですヨ。
  アングルによって、
  さまざまな形に見える不思議な花です (^‐^)
  クリックすると、梅花(ばいか)いかり草が観れますヨ ⇒

        【メギ科 イカリソウ属】    (4月28日撮影)


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山吹  七重八重 花は咲けども 山吹の・ ・ ・

  太田道灌の逸話でお馴染ですネ!。
  山の中に生え、花の色が蕗(ふき)に似て金色で美しい
  ことからこの名前になったようです。

  一重の山吹には実がつくが、
  八重山吹には実がならないみたい。
  ⇐ クリックすると、八重の山吹が観れます。

        【バラ科ヤ マブキ属】    (4月28日撮影)



チューリップ  咲いた! チューリップ の花が・・・♪

  春といえば欠かせないのがチューリップです。
  いかにもというたたずまい。
  可憐な花を見ていると、オランダで昔、球根一個が
  何百万円かで取引された、バブルのような時代が
  あったなんて思えないですね。
  

      【ユリ科 チューリップ属】  (4月26日撮影)


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モッコウ黄バラ  モッコウ黄バラ は本格的な春の訪れ

  バラと一口に言っても種類や色はさまざまです。
  通常の薔薇に先駆けてまずは黄色のモッコウバラが
  咲き誇ります。

  他の薔薇は、庵の 『薔薇の園』 でお楽しみ下さい。

        【バラ科 バラ属】  (4月26日撮影)



ライラック  見事な房の ライラック

  札幌の市花に指定されいるライラック、
  庵の庭で一足先に見事な房を咲かせます。

  フランスでは「リラの咲く頃」とは、
  一番良い気候のことを指すそうです。

      【モクセイ科 ハシドイ属】 (4月26日撮影)


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シラー  控え目に小花を咲かせる シラー

  正式には、シラー種のなかのシラー・ヌタンスという花で、
  釣り鐘状の芳香のする小花をさかせます。

  どちらかと言うと同じシラーでも、
  シラー・ベルビアナ と比べると質素です。

        【ユリ科 ツルボ属】    (4月26日撮影)



花ミズキ  はなやかさが魅力の 花ミズキ

  昔、ワシントンに桜の苗木を贈った返礼に頂いたのが
  この花ミズキだそうです。 アメリカ名はdogwood。
  咲く時期だけでなく、サクラと縁がある花なんですね。
  東京ではイチョウの次に数が多いらしいですヨ。

  拡大して、華やかさを見て下さい。

        【ミズキ科 ヤマボウシ属】    (4月26日撮影)


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藤  房を垂れ下げ、春風に揺れる 藤

  藤は日本古来の花木と言われ、万葉集にも歌われ
  ています。

  名前の由来は、花が風に散る姿の「風散(ふぢ)」に
  ちなんでついたそうです。 そのまんまですネ!

        【マメ科 フジ属】   (4月26日撮影)



ブルーベリー  夏の収穫が楽しみな ブルーベリー

  小さな釣り鐘状の白い花は、ドウダンツツジ の花と
  そっくりです。 同じツツジの仲間だから・・・
  目にいいことで有名で、そもまま食べても美味しいし、
  ジャムにして食べるのもいいですネ!

  画像をクリックすると、収穫期の実が見れます。

        【ツツジ科 スノキ属】  (4月26日撮影)


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アルメリア  簪(かんざし)の絵柄のような アルメリア

  草丈が低く、濃桃色の小花を球状に多数付けます。

  和名の浜簪(ハマカンザシ)は、花茎の形がかんざし
  そっくりで、元々の自生地が海岸であったことから
  つけられたようです

      【イソマツ科 アルメリア属】 (4月26日撮影)



アブチロン  トロピカルな花色の アブチロン

  アブチロンの仲間は、世界の熱帯・亜熱帯に多く分布して
  いるようです。
  この花はチロリアンランプという種類かな?
  昔はこの木の繊維を使って布や繊維を作ったそうですヨ

  画像をクリックすると、「ウキツリボク」が見れますヨ!

        【アオイ科 アブチロン属】  (4月26日撮影)


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鯛釣り草  鯛釣り草 今日は大漁のようですネ!

  別名で、仏前を飾る金属製の作りものの「華まん」に
  似ているところからケマンソウとも呼ばれるようです。

  花の形から和名の鯛釣り草がピッタリだと思います。

  ⇐ クリックすると白の鯛釣り草が観られます。

        【ケシ科 コマクサ属】  (4月19日撮影)



大判草  大判,小判がザクザクと・・・ 大判草

  学名はルナリアといって、月「luna」が語源で、
  実の形が月に似ているからつけられたそうです。
  日本では、小判型の実を大判に見立てて付けた
  ようですネ!

  画像をクリックして、大判のみを見て下さい。

      【アブラナ科 ルナリア属】  (4月19日撮影)


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君子蘭  君子蘭って、ランの仲間じゃないんだぁ~

  「高貴な花」とのイメージから君子蘭という名前が
  付けられたようです。

  橙色のきれいな花は春の太陽の日差しとぴったり
  ですネ!

     【ヒガンバナ科 クンシラン属】 (4月19日撮影)



アイリス  虹色の輝きを持つ アイリス

  学名のイリスの語源は「虹」という意味で、花の美しさ
  を物語っています。
  ギリシャ神話にも、アイリスという女神がいます。

  日本に自生するカキツバタや花菖蒲と同じ仲間です。

       【アヤメ科 アイリス属】   (4月18日撮影)


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ボケ  シンプルな、山に咲く ボケ

  何年か前に近くの山で採ってきた「木瓜(ぼけ)」です。
  今年は花数も多く、綺麗に咲きました。

  実が瓜のような形であるところから「もっけ」と呼ばれ、
  次第に「もけ」→「ぼけ」になったそうですヨ~

  11月頃から咲き出す花は春に開花するものと区別
  するために「寒木瓜(かんぼけ)」と呼ばれるようです。

 ⇐ クリックで拡大します。

        【バラ科 ボケ属】 (4月18日撮影)


スグリ  スグリ 花は以外と地味ですが・・・

  実は熟すとルビーのようなつやのある赤色になり、
  主に果実酒やジャムなどに加工すると美味しく
  いただけます。

  ビタミンCを多く含み、生のままでも食べられますが、
  ちょっと酸っぱいかナ~ ?

        【スグリ科 スグリ属】    (4月18日撮影)


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ドウダンツツジ  春と秋、二度楽しめる ドウダンツツジ

  春は、白の釣り鐘のようなかわいい花が魅力的。
  秋には真っ赤に染まる紅葉が、庵の庭を賑やか
  します。

  画像をクリックして、”釣り鐘”の花を見てください。

    【ツツジ科 ドウダンツツジ属】 (4月15日撮影)



イベリス  小さい花が集まって可愛らしい咲く イベリス

  あまりきつくない甘い香りのする花を咲かせます。
  はじめはばらばらに咲き始めますが、
  だんだんと上に咲きあがっていき満開になると
  ボール玉のようになります。

  拡大して、見て下さい。

     【アブラナ科 イベリス属】 (4月13日撮影)


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タラの芽  山菜の王 タラの芽

  一つの枝に一つだけの頂芽は甘く「山菜の王」、
  タラの芽の味がします。

  最近では、乱獲の為、近くの山にもタラの木が少なくなり、
  この味を楽しむため、庵の庭でも自家栽培しています。
  今夜は、タラの芽の天ぷらで一杯 (^‐^)
  ⇐ クリック 

        【ウコギ科 タラノキ属 】    (4月13日撮影)



ムスカリ  葡萄の実のような ムスカリ

  花は一見するとブドウの房を逆さにしたようにも見える
  ところから、ブドウヒアシンスの別名があります。

  ムスカリの名前は、ムスク(麝香;ジャコウ)が語源だとか。
  しかし、栽培種のムスカリはそれほど匂いません。
  

        【ユリ科  ムスカリ属】    (4月11日撮影)


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花カイドウ  桜の花にそっくりな 花カイドウ

  開花前の、赤いつぼみが垂れ下がる姿も個性的で
  いいですネ~ (^‐^)v

  中国では最も美しい花の一つとされ、美人にたとえる
  ときに使われているとのことですよ

        【バラ科 リンゴ属】    (4月8日撮影)



紫木蓮  外側と内側のコントラストが美しい 紫木蓮

  通常、木蓮と言えば、濃紅色の花を咲かせる、
  紫木蓮(シモクレン)のことを言います。
  地球上で最古の花木といわれており
  太古の昔からすでに、今のような姿であったとか・・
  開花は、白木蓮より遅れて咲きます。

      【モクレン科 モクレン属】  (4月8日撮影)


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白木蓮  桜に勝るとも劣らない美しさ 白木蓮

  ハスの花に似ているとして「木蓮(もくれん)」と
  呼ばれるようになったようです。
  でも、ハスの花のように全開はしません。

  白の大ぶりの花は、桜とはまた違った趣があります。

      【モクレン科 モクレン属】  (4月6日撮影)



忘れな草  なんとなく物悲しい 忘れな草

  恋人のために花を摘もうとした男が、
  花を折った瞬間に足を滑らせ流れに飲まれ、
  その時の「僕のことを忘れないで」という叫び声が
  花の名前になったと云う伝説。
  
  物悲しい、花ですネ。

     【ムラサキ科 ワスレナグサ属】 (4月3日撮影)


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花ニラ  にぎやかに咲き誇る 花ニラ

  葉っぱをちぎると名前のとおりニラのにおいが
  します。 名前に納得!
  「花ニラとザーサイの炒めもの」ってレシピが
  載っていました。

  食べられるんですネ~

      【ユリ科 ネギ属】   (4月3日撮影)



雪柳  冬と春つなぐ 雪柳 ♪

  葉が柳の葉に似て細長く、枝いっぱいに白い花を雪が
  積もったように咲かせるところから付いた名前です。
  別名は、五弁の白い小花を米に見立て
  「小米花(こごめばな)」ともいうようです。

  拡大して、雪白の五弁の小花を見てください。

      【バラ科 シモツケ属】  (3月30日撮影)


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桜  今年も鉢植えの 桜 が咲きました

  開花後にサクランボを実らせる暖地さくらんぼの桜です。
  吉野桜より一週間も早く開花し、満開になると春たけなわ
  そして、花の終わり、舞う花吹雪に切なさを感じるのは私だけ
  でしょうか?

  画像をクイックすると、サクランボが現れます。

        【バラ科 サクラ属】    (3月29日撮影)



スノーフレーク  鈴蘭?水仙? スノーフレークです!

  スズラン(鈴蘭)と間違えそうな花をしていますが,
  花弁の縁にある緑色が特徴的です。
  別名はスズランスイセン(鈴蘭水仙)ともよばれて
  います。
  

   【ヒガンバナ科 スノーフレーク 属】 (3月27日撮影)


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レンギョウ  春の訪れを告げる花 レンギョウ

  ミツマタの黄色の景色の終わりかけた頃、
  バトンタッチをするかのようにレンギョウの黄色に
  引き継がれます。

  なぜか、春先は黄色の花が多いような気がします。

    【モクセイ科 レンギョウ属】 (3月27日撮影)



桜草  春を待ち切れずに 咲き誇る 桜草

  江戸時代の中ごろから、荒川の原野に野生するサクラソウ
  から本格的な栽培が始まったそうですヨ!
  埼玉県さいたま市桜区の「田島ヶ原サクラソウ自生地」は
  国の特別天然記念物に指定されている貴重な群落だそうです。

  ほとんどはピンクですが、たまに白もまじります。
                     クイック ⇒

      【サクラソウ科 サクラソウ属】  (3月27日撮影)


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ラッパ水仙  春の気配とともに・・・ 庵の庭の ラッパ水仙

  学名はギリシャ神話に由来しているそうです。
  神話では「美少年ナルキソスが、水面に映る自分の姿に
  恋をして・・・」とあります。

  うつむき加減に咲く様は、そんな姿がイメージされます。


     【ヒガンバナ科 スイセン属】  (3月27日撮影)




クリスマスローズ  人気沸騰の花 クリスマスローズ

  花の少ない冬から春にかけて咲く花ですが、
  庵の庭では、この時期に咲き始めました。
  クリスマスの時期に咲く、バラ(ローズ)に 似た花、
  ということから命名されたそうです。

  花はなぜか下を向くものが多いのは・・・?


   【キンポウゲ科 クリスマスローズ属】 (3月27日撮影)



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花ズオウ  木全体が花で包まれた見事な眺めの 花ズオウ

  チョウチョのような小さな紫の花が枝一杯につきます。
  花の頃はまだ若葉が出ていないので、作りものの
  木のように見えるほどです。

  マメ科なので開花後に数cm程の豆果を付けます。

     【マメ科 ハナズオウ属】  (3月27日撮影)



花ダイコン  ハナダイコン(花大根)、野菜でありません!

  欧米では、伝統のある園芸植物とされているようです。
  和名は、花の形と色(淡紫色)が大根に似ていることに
  由来するのですが、大根とは別のものだそうですヨ。

  でも、よく似てるよネ~


     【アブラナ科科 ハナダイコン属】 (3月27日撮影)



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アケビ  アケビ ってこんな花?

  いつの間にか、庵の庭の南天の木にそってツルが
  伸びて紫色の花を咲かせますが、今だに実が付きません。
  今年は、人工授粉してみましたが・・・

  野鳥が種を運んできてくれたのかなぁ~?

       【アケビ科 アケビ属】   (3月27日撮影)



沈丁花  春風に香り漂う 沈丁花(ジンチョウゲ)

  香木の沈香のような良い匂いがあり、丁子(ちょうじ、
  クローブ)のような花をつける木という意味で沈丁花と
  いう名が付いたようです。
  千里のかなたまで香りが届くということで千里花とも
  呼ばれます。

    【ジンチョウゲ科 ジンチョウゲ属】 (3月19日撮影)


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クロッカス  いち早く春を告げる クロッカス

  秋に咲き、花を薬用やスパイスにつかうサフランに対して
  早春に咲くクロッカスは観賞用で、
  花サフランというそうです。
  
  花色も白,黄,紫と豊富で、
  いかにも春の花という感じがします。

        【アヤメ科 クロッカス属】    (3月18日撮影)



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