夏の庭

夏の庭は、葉が生い茂り小さな庵の庭がますます小さく感じられます。
それでも、ところ狭しと夏花がエネルギッシュにあちこちで咲いています。
今年は朝顔の「盆養仕立」,「行灯仕立」,「簾仕立」の3種類の仕立てをしています。
ベランダが賑やかになりました。

夕顔    サルスベリ      
芙蓉   ブーゲンビリア  檜扇   ハナトラノオ   鹿の子百合   鬼百合    
朝顔   ランタナ  ノウゼンカズラ  クチナシ  デルフィニウム  グラジオラス     
マンデビラ   ストケシア    千鳥草    ブルーサルビア     ギボウシ     
緋扇水仙  月下美人   孔雀サボテン   松明(タイマツ)草  巾着(キンチャク)草    
花菖蒲  スグリ  へメロカリス   びっくりグミ  撫 子  ホタル袋   紫ツユクサ    
下野(シモツケ)草  アルストロメリア  カラー   ノコギリ草  紫陽花  ニッコウキスゲ 


 一部 緑枠 の写真をクリックすると表情が変わります。

             
夕顔  一夜花の 夕顔

  夏の夕方に開花し、翌日の午前中にはしぼんでしまう
  ことに由来する一夜花。
  平安時代頃からすでに栽培されており枕草子や源氏物語の中
  
  枕草子や源氏物語の中にも登場します。
  


          【ヒルガオ科 ユウガオ属】  (8月30日撮影)


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サルスベリ  猿でも滑ってしまう? サルスベリ

  樹形30cmほどのミニのサルスベリの木です。
  夏から秋にかけて比較的長い間紅色の花が咲いている
  ことから百日紅とかいてサルスベリと読むようです。
  
  白花のサルスベリも綺麗ですネ!
  拡大表示して、見てみましょう。

        【ミソハギ科 サルスベリ属】  (8月20日撮影)



芙蓉  ハイビスカスの花のような 芙蓉(フヨウ)

  朝に咲き、夕方には萎んでしまう短命な花で、
  早朝に開花したときには本来の淡紅色、
  夕方になるにしたがって、その色は次第に濃くなり、
  そして萎んでいきます。

  「酔芙蓉」は朝の白花から、
  夕方の紅色まで色を変えるそうです。

      【アオイ科 フヨウ属】 (8月18日撮影)


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ブーゲンビリア  神に捧げる「魂の花」 ブーゲンビリア

  艶やかな花だけど、
  本来の花は中央部にある小さな白い部分です。
  色づいた花びらに見える部分は実は、
  花を取り巻く葉なんですネ~
  ハワイでは、門のアーチや生垣等に使われるようです。
  拡大表示して、本来の白い小花を見てみましょう。

   【オシロイバナ科 ブーゲンビリア属】 (8月17日撮影)



檜扇  祇園祭で京の町に飾られる花 檜扇

  扇を開いたような葉の姿が特徴です。

  古代、檜 扇は悪霊退散に用いられたことから
  怨霊の怒りを鎮めるために始められた祇園祭には
  特に“祭花”として檜扇が欠かせないもの

       【アヤメ科 アノマテカ属】 (8月4日撮影)


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ハナトラノオ  虎の尾のように花を咲かせる ハナトラノオ

  ハナトラノオ(花虎尾)という名前は花穂の姿が虎の尻尾
  のように見えるということから付けられたようです。

  夏から初秋にかけて、花穂の下方から小さな唇形の花を
  咲かせます。茎は四角張っていて触れたら痛そうです。

       【シソ科 ハナトラノオ属】   (8月3日撮影)



鹿の子百合  白の鹿の子百合(シロカノコユリ)

  カノコユリは白地に紅色の斑点がはいりますが、
  シロカノコユリはシラタマユリとも呼ばれ、
  紅色の斑点はなく花弁も純白です。
  
  

        【ユリ科 ユリ属】   (8月3日撮影)


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鬼百合  蒸し暑い中で燃えるようなオレンジ色の オニユリ

  茎になるムカゴが地に落ちて発芽するため
  繁殖力が旺盛でいつのまにかあちこちで花をさかせます。
 
  鱗茎を乾燥させたものは「百合(ヒャクゴウ)」という
  生薬になるそうです。

          【ユリ科 ユリ属】    (7月31日撮影)



朝顔  盆養作りの2色 朝顔

  夏から秋まで長い間咲き続け、さまざまな色で楽しませて
  くれます。
  朝顔って 「朝の美女」の意味だそうです。知ってましたか?
  確かに、朝窓を開けた時に見る朝顔は「美人」だぁ~

  画像をクリックすると、朝顔の簾(すだれ) が見られます。

       【ヒルガオ科 サツマイモ属】  (7月29日撮影)


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ランタナ  黄,橙,赤など鮮やかに色変わりする ランタナ

  和名がシチヘンゲ(七変化)という名の通り、
  数日のうちに‘黄’‘橙’‘赤’と花の色を変えていきます。

  「花の色は移りにけりな いたずらに・・・」
  ぴったりですネ!

    【クマツヅラ科 シチヘンゲ属】 (7月26日撮影)



ノウゼンカズラ  夏の暑い時期にハッとするような ノウゼンカズラ

  毎年決まったように、モミの木の先端から
  オレンジ色のラッパ型の花を咲かせてくれます。

  常緑樹のモミの木に季節外れの花飾りです。
  画像をクリックして、夏のツリー飾りを見てみませんか?


   【ノウゼンカズラ科 ノウゼンカズラ属】 (7月26日撮影)


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クチナシ  クチナシ の白い花~♪  

  しっとりとした甘い香りが梅雨の重苦しさを
  忘れさせてくれます。
  雨に濡れたあとの夕暮れには、
  甘い香りがひときわ増すように思われます。

  花言葉は「幸福者」「清潔」「清浄」「優雅」だそうです。

       【アカネ(茜)科 クチナシ属】  (7月17日撮影)



デルフィニウム_拡大画像有  デルフィニウム を真中に3種の花

  属名では「イルカ」を意味するのですが,
  和名はヒエンソウ(飛燕草)というそうです。
  文化が違えば,ものの見方とそれに基づく名前の付け方
  にもずいぶん違うのですね。

  画像をクリックして、小動物を観察してみませんか? ⇒

 【キンポウゲ科 デルフィニウム(ヒエンソウ)属】(7月12日撮影)


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グラジオラス  優雅で魅了的な グラジオラス

  春の庭にチューリップがポピュラーであるように、
  夏の主役級はこのグラジオラスではないでしょうか?
  色,模様もさまざまです。

  小さい時から見慣れた花なので、郷愁を感じさせます。



       【アヤメ科 グラジオラス属】  (7月8日撮影)



マンデビラ  一目ぼれした マンデビラ

  いかにも熱帯アメリカのトロピカルな花~って感じ (^‐^)v
  葉は卵形で光沢があり、初夏にじょうご型をしたピンク色
  の花を咲かせます。

  最近は苗でよく出回っているので、今年購入しました。
  ブログ「雅勒の散歩路」にも
  オベリスクに絡ませる仕立ての記事を載せています。

      【キョウチクトウ科 マンデビラ属】  (7月8日撮影)


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ストケシア  ヤグルマギクに似た ストケシア

  花弁の切れ込みの繊細さがとても魅力的な花です。
  北米南部の原産で、和名は紫色の花から「瑠璃菊
  (ルリギク)」といいます。

  花色は原種は青紫色ですが、白色や淡紅色なども
  あるようです。

       【キク科 ストケシア属】 (7月8日撮影)



千鳥草  千鳥の飛ぶ姿に似た 千鳥草(ちどりそう)

  鳥が飛ぶように見える青紫色を帯びた美花を総状に
  つけるところから、花の形を千鳥の飛ぶ姿に見立てて
  名付けられたようです。

  別名は「飛燕草」とも呼ばれています。

  毒性があるようなので、要注意です。(>_<)

       【キンポウゲ科 チドリソウ属】 (7月6日撮影)


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ブルーサルビア  青紫色の花色が涼しい ブルーサルビア

  サルビアといえば赤い花ですが、このブルーサルビア
  は「しそ」に似た青色から青紫色の花をつけます。

  日本語の別名は「化粧サルビア」と言うそうです。
  メキシコ原産で、日本には昭和時代の初めに渡来した
  せいか寒さに弱いようです。

       【シソ科 サルビア属】 (7月6日撮影)



ギボウシ  薄紫色の花を付けた斑入り ギボウシ

  つぼみの形が橋の欄干や神社・寺院の廻縁の高欄の柱の上にある
  飾りに似ている。

  まさに擬宝珠!!
  地方によって「うるい」と呼ばれる山菜は
  このギボウシのことだそうです。


            【ユリ科 ギボウシ属】    (7月5日撮影)



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姫緋扇水仙  檜扇を開いたような 緋扇(ヒオウギ)水仙

  平安時代の十二単に檜扇(ひおうぎ)という雅(みやび)な
  景色を想像させる花ですが・・・
  南アフリカ原産の花で、
  洋名はモントブレチアというそうです。
  こんな緋色の口紅をいつか能面に施してみたいですネ!

         【アヤメ科 クロコスミア属】  (7月5日撮影)



月下美人  月の光にてらされ神秘的で、薄命 月下美人

  夜に花を咲かせ、朝にはもう萎んでしまう薄命な
  サボテンの花です。
  月明かりに香りを放ち、色白な花を咲かせる様は、
  まさに美人花です。
  開花する時に耳を清ますと、
  花びらがこすれ合って音が聞こえるそうですが・・・?

      【サボテン科 エピフィラム属】  (7月5日撮影)


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孔雀サボテン  羽を広げたかのような 孔雀サボテン

  トゲのあるサボテンのイメージとは異なります。

  白色系の孔雀サボテンもあり、
  「月下美人」とよく似ていますが、
  厳密にいうと茎の形状や栽培方法が多少異なるようです。

       【サボテン科 エピフィラム属】  (7月1日撮影)



松明(タイマツ)草  タイマツが萌えているかような(炎_炎) 松明草

  学名ではモナルダといい、柑橘類お酒の香りに似ていること
  からベルガモットとも呼ばれてるようです。
  このハーブのお茶は頭痛や気鬱のときにいいらしいですヨ!

  薄紫や白の花を見ると松明(タイマツ)とは縁遠い感じに
  なりますが・・・

        【シソ科 ヤグルマハッカ属】  (6月28日撮影)


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巾着(キンチャク)草  お金が貯まりそうな、幸福色の 巾着(キンチャク)草

  学名ではカルセオラリアという一年草の小花です。
  袋状にふくらんだ花の形を日本では巾着(キンチャク)に
  みたてていますが、
  イギリスでは「スリッパ草」といわれているそうです。

  お金が貯まるといいですね。

    【ゴマノハグサ科 キンチャクソウ属】 (6月28日撮影)



花菖蒲_拡大画像有  いずれ菖蒲(アヤメ)か 花菖蒲(ハナショウブ)?

  菖蒲・花菖蒲・杜若(カキツバタ)の区別がつきますか?
  外花被の付け根中央に網目状の模様のあるのが菖蒲、
  黄色い筋のあるのが花菖蒲、白い筋のあるのが杜若
  らしいです。
  画像をクイックして、拡大してみませんか。 ⇒

       【アヤメ科 アヤメ属】  (6月17日撮影)


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スグリ  宝石のような輝きの スグリ

  艶(ツヤ)のある赤い実が房状になって実ると、
  つい一粒摘まんで食べてしまいたい美しい果実です。
  でも、酸味が強く、あまり多くは食べられません。
  果実酒したら、きっと美味しいかも・・・

  実の付いた枝は、なぜか来年は枯れ枝になってしまいます。

         【スグリ科 スグリ属】  (6月22日撮影)



へメロカリス  洋風のニッコウキスゲ、 へメロカリス

  日本や中国原産のユウスゲやカンゾウをヨーロッパで
  品種改良されて出来た園芸品種なので、
  ニッコウキスゲに似ています。
  一日しかもたないことからデイリリーという名前で
  呼ばれることもあります。

          【ユリ科 キスゲ属】   (6月17日撮影)


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びっくりグミ  大きさに、びっくり(@_@;)グミ

  正式には、ダイオウ(大王)グミというらしいです。
  5月に咲いた花が、実を結び2センチ近くになりました。
  渋みが少く、ほんのりと甘い味は子供の頃食べたグミ
  より甘みが濃い気がします。

  ⇐ 画像をクイックすると、熟したグミが観れます。

          【グミ科 グミ属】  (6月14日撮影)



撫子  夏に咲く 撫子(ナデシコ)

  撫子といえば
  秋の七草に数えられる河原ナデシコですが、
  これは、
  園芸品種の黒花撫子です。
  

         【ナデシコ科 ナデシコ属】  (6月9日撮影)


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ホタル袋  ホタル袋 って、蛍の庵かナ~

  仙台付近で提灯のことを火垂(蛍)袋と呼んでいる事から
  付いた名前のようですが、
  蛍を捕まえた子どもが,家に持って帰るときに
  この花を虫篭代わりにしたから。との説もあるそうです。

  蛍の庵から透ける灯りを見てみたい。 メルヘンですネ!


            【キキョウ科 ホタルフクロ属】  (6月9日撮影)



ムラサキ露草  昔懐かし、可憐な花 ムラサキ露草

  中学生の頃、顕微鏡でムラサキ露草の染色体か何かを見た
  記憶があります。
  見た目はぱっとしない地味な花だと思うかもしれませんが、
  紫色の可憐な花が梅雨時の鬱陶しさを拭い去ってくれる
  ような気がします。

       【ツユクサ科 ムラサキツユクサ属】 (6月9日撮影)


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下野(シモツケ)草_拡大画像有  初夏に咲く、霞のような 下野(シモツケ)草

  下野の国(栃木県)に多いからということでこの名前に
  なっているシモツケ(下野)という木花に似ているけど、
  こちらの下野草は草です。

  拡大して可愛い長い睫毛を見て下さい。

          【バラ科 シモツケ属】  (6月9日撮影)



アルストロメリア  豪華でアーティスティックな アルストロメリア

  蝶の羽のような花びらの模様が綺麗で芸術的ですネ。

  日持ちがよく、一本に多くの花がついていることから、
  母の日の贈答花やフラワーアレンジメントにも人気が
  高いようです。

    【ヒガンバナ科 アルストロメリア属】 (6月9日撮影)


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カラー  スレンダーで色白美人な花 カラー

  名前の由来は、ギリシャ語で「美しい」という意味の
  「Calla」と修道女の襟に似ているのでカラーの名前が
  付いたという説があるそうです。

  イメージ通りの花ですネ!

    【 サトイモ科 ザンテデスキア属】  (6月9日撮影)



ノコギリ草  小さな花がいっぱいの ノコギリ草

  葉がギザギザに裂けているところから名前が
  付けられています。
  草原で自生してるものは白い花が多いようですが、
  改良された赤い花のノコギリ草です。

        【 キク科 ノコギリソウ属】  (6月9日撮影)


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紫陽花  『水の容器』といわれる 紫陽花(アジサイ)

  一般的に植えられている球状に小花が集まって咲く
  紫陽花は、「セイヨウアジサイ」で、
  日本原産の「額(ガク)アジサイ」がヨーロッパで改良
  されたものだそうです。

       【アジサイ科 アジサイ属】  (6月9日撮影)



ニッコウキスゲ  高原の清々しさが感じられる ニッコウキスゲ

  朝咲いた花は夕方にはしぼんでしまう1日花で、
  花が黄色く、葉がスゲの仲間に似ていることから
  名前がつけられたようです。

  尾瀬の群集にはおよびませんが・・・

        【ユリ科 キスゲ属】  (6月1日撮影)



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